1つの記事には1つのテーマを徹底しよう!

ヨス

執筆者

2013年にブロガーとして独立。運営ブログは月間125万PVを達成。「伝える力」を向上させるためのオンラインサロンを運営し、700名以上にブログの書き方を指導する。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)、『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。

記事を夢中で書いていると、あれもこれもと書きたくなります。

そうなると1つの記事に関係ない話題をつらつらと書いてしまうことがあるんですよね……。

でも、これは読み手の視点から見るとよくありません。

本記事では、1つの記事は1つのテーマにするという記事作成の鉄則を紹介します。

テーマがごちゃまぜになる!

それが、テーマがごっちゃまぜになること。

たとえばこのような例です。

【タイトル】スマホアプリ「ピザトル」でピザを注文した!これが便利

「スマホでピザを注文できるのを知っていますか?」から始まり、ピザを注文するアプリの紹介からアプリの使い方を詳しく解説。

ところが、気がつけば「ピザの作り方に必要なのは……」とピザの作り方講座になっている。

この例の記事には、以下の2つのテーマが混在していますよね。

2種類のテーマ

  • ピザ注文アプリの紹介
  • ピザの作り方について

そうです。つまり「一貫性のない記事」だということです。

記事に一貫性がないと、読む方の混乱につながり、それはすぐに離脱になります。

テーマが混在していれば2つの記事に分ける

こういうふうに、1つの記事に複数のテーマが混在してしまった場合は、記事自体を分けましょう。

ブログには多くの場合、「検索」でたどり着きます。

「ピザ 注文 アプリ」などの検索で辿り着いたユーザーは、ピザの作り方を知りたいわけではありません

ピザの注文ができるアプリのことを知りたいんです。

以下の2名は「ピザ」に関することを調べようと思っていますが、次のように需要がまったく違うということです。

  • ピザの注文をアプリでしたいと思っている人
  • 手作りでピザを作ってみたい人

記事を2つに分けると入り口が2つになる

ここで記事を2つに分けてみました。

  • スマホアプリ「ピザトル」でピザを注文した!これが便利
  • ピザマニアが吠える! ピザの美味しい作り方はコレだ

このように2つに分けて投稿することで、ユーザーは「ほしい情報」だけを手に入れることができます。

読み手は、必要のない情報を読まされることもありません。

もちろん、「ピザに関連のある記事」として、リンクを張るのはいいですね(最後に、「ピザは手作りもオススメです。くわしくはこちらの記事で」のように)。

WEBの文章において「1ページ1テーマ」は基本です。

「これってテーマがずれてきているよな……」と思った時は別記事にしましょう。

まとめ

今回の例では、別の記事として書くことを提案しました。

ですが、サイトによっては書かない、もしくは別のサイトに書くことをおすすめします。

たとえばスマホアプリを紹介するサイトであれば、「ピザの美味しい作り方」という記事は書いてはいけません。